今回は占いをしている時に意外とみなさん知らないと感じた
「出⽣時刻」についてお話をしていこうと思います。
占いでは⽣年⽉⽇はもちろん⼤事なのですが、出⽣時刻も⼤事なんですね。
それが分かるか分からないかで、⾒られる部分が変わってきます。
(東洋系でも⼤事なのですが、ボクは⻄洋系の占いをやっているので
今回の話は東洋系とは少し違うかもしれないのでご了承下さいませ。)
⻄洋系では分単位まで分かるとより正確な出⽣図を出せます。
その⽇の0時に⽣まれた⽅と23時59分に⽣まれた⽅では
全然違うコトになります。
⼈によってはその時間の差によって、
星座が変わる可能性があるなんて⽅もいらっしゃいます。
それくらい⼤事なものなんですね。
特に⽉星座は動きが⼤きいので明け⽅に⽣まれていたら「うお座」だけど
⼣⽅以降だと「おひつじ座」なんて感じになる⽅もいらっしゃいます。
そうすると「うお座」と「おひつじ座」だとタイプがガラッと
変わってしまうのでどちらなのだろう?と調整していくことになります。
鑑定所ではお客さんに鑑定表を書いていただいて、
そこから⽣年⽉⽇などを⾒て出⽣図を出すのですが
その時に「出⽣時刻」を知らない⽅が結構多かったです。
体感では半分近くの⽅々は知らないんじゃないかな?という感じでした。
確かに、出⽣時刻って占いくらいでしか必要ないですもんね。
ボクはたまたま⼩さい頃から誕⽣⽇と近い数字なので
⺟からセットで聞かされていたので出⽣時刻は知っていましたが、
キッカケが無いと知ることもあまり無いのかな?って感じます。
現代ですと⺟⼦⼿帳などに書いてあるコトが多いと思いますので、
占いに⾏く前にちょっと調べておいていただけると良いかと思われます。
出⽣時刻を必要だって知らなかった⽅が、
鑑定中にご家族にLINEなどをして聞いてみるって
パターンも結構ありましたので。
⻄洋占星術では⽣年⽉⽇と出⽣時刻と出⽣場所を使⽤して
出⽣図・ホロスコープを出すのですが
出⽣時刻が全然分からない場合は基本的に1⽇のちょうど半分の
お昼の12時に出⽣時刻を設定して
「ソーラーサインハウスシステム」という太陽を1ハウスに持ってきて
読む⽅法を使います。
本当は1〜12ハウスというそれぞれいろいろな分野のお部屋があって、
それが⼈によって部屋の⼤きさなども違うのですが、
ソーラーサインの場合は30度ずつ均等に分けて読みます。
出⽣時刻が分かる場合は太陽というその⼈の⼈⽣の⽬標やテーマになる
⼤事なポイントが1〜12ハウスのどこに⼊るか変わりますし、
その⼈の⽣命ポイントや外⾒などに影響を与える「アセンダントポイント」
⼈⽣の頂点の「M.C.ポイント」結婚相⼿やライバルなどの他者を⾒る
「ディセンダントポイント」⾃分の地盤となる「I.C.ポイント」など
重要なポイントが出てきます。
そしてアセンダントポイントというあなたの出⽣図の始まりのポイントには
チャートルーラーという⼤事な要素も⾒ることができます。
いわゆる「今⽇の占い」などで⾒られる星座は
「あなたが⽣まれた瞬間に太陽がどの星座の位置にあったのか?」
を表しているもので、チャートルーラーというものは
そのあなたの出⽣図の始まりのポイントで、
そこに来ている星座が⽀配する星が太陽と同じくらい⼤事な意味を持っています。
出⽣時刻が分かると⼤事な部分がより細かく⾒えてくるんですね。
ですので、なるべくボクの占いを受けて下さる時には
出⽣時刻を知っておいていただけると助かります。
その⽅がアドバイスできる部分もより多くなりますので。
もちろん、出⽣時刻が分からなくても全然⼤丈夫ですので
そこはご⼼配なさらないで下さいね。
ちなみに、命術とよばれる⽣年⽉⽇を使う占いでは必要なものですが
タロットカードなどの⼘術、⼿相や⼈相などの相術などでは、
ボクの場合は出⽣時刻を必要とはしません。
(もしかしたら⼘術や相術でも使う先⽣もいらっしゃるかもしれないですので
絶対とは⾔いませんが。)
以上の理由から占いの鑑定をする場合には
ご⾃⾝の「出⽣時刻」を知っておいた⽅がおすすめですというお話でした。
【NEXT ➡ #恋愛における相性について(運命の人?)【西洋占星術】】
【BACK ➡ #占いのお店選びについて【占い初心者さん向け】】
0 件のコメント:
コメントを投稿